交流学習 開催レポート

- 交流学習とは・・・
学習団体が他の学習団体の活動(講演会、シンポジウム、意見交換会等)に参加したり、一緒に活動する取り組み。これにより、自団体の今後の活動企画のヒントに繋がることや学習団体同士の連携促進が期待されます。
- 実施日
- 参加団体
- 原発のごみ処分を考える会
科学技術コミュニケーション研究所 もっと知りもっと語る会
- 参加者
- 実施内容
<講演会> ハイブリッド開催
はじめに経済産業省から日本のエネルギー・原子力政策と発電から地層処分までの流れの講演を実施。その後、NUMO職員から文献調査受け入れ自治体での対話活動や地域振興策等の様子を紹介。受講者は、開催地(福井県鯖江市)近隣住民だけでなく県外からのオンライン参加もあり、関心の高さが伺えた。
- 実施日
- 参加団体
- 松江エネルギー研究会
スカーフクラブ「あおもりサロン」
- 参加者
- 実施内容
<勉強会・見学会・意見交換会>
松江エネルギー研究会では日ごろから交流のあったスカーフクラブ「あおもりサロン」と一緒に勉強会と見学会・意見交換会をセットにした活動に取り組んだ。見学前の勉強会では原子力や放射線、また地科学的な視点から地層処分の有効性について学んだ。青森県六ヶ所村にある日本原燃(株)の再処理工場を見学し、見学翌日には、松江エネルギー研究会のメンバーである大学生の進行のもと世代ごとに分かれて意見交換会を実施。「地層処分の理解を広めるにはどうしたら良いか」をテーマに熱心な議論が展開された。
- 実施日
- 9月29日(第1回)、10月20日(第2回)、11月10日(第3回)、11月24日(第4回)、12月15日(第5回) 計5回実施のうち計3回交流学習実施
- 参加団体
- 特定非営利活動法人 放射線線量解析ネットワーク(RADONet)
学校法人 福井学園 福井南高等学校
- 参加者
- 第1回:14名、第2回:16名、第3回:13名、第4回:13名、第5回:9名
- 実施内容
<ワークショップ> 全5回 オンライン開催
RADONet主催によるオンラインワークショップを計5回実施。そのワークショップに福井南高等学校浅井ゼミ所属の学生が参加。
5回の実施内容は以下の通り。
第1回:RADONetの代表による「高レベル放射性廃棄物の課題」をテーマとした講演後、自分の意見や感想をベースに意見交換を実施した。
第2回:外部講師により、社会的課題解決や可逆性と回収可能性、リスクコミュニケーションについての講義が行われた後、質疑応答が活発に行われた。
第3回: NUMO職員により、NUMOがまとめた包括的技術報告書に沿って、地層処分事業について技術的側面からの説明が行われた後、参加者同士の意見交換により知識を深めた。
第4回:外部講師による社会的課題「リスクコミュニケーション」についての講義後、参加者同士での幅広い議論が行われ、理解を深めた。
第5回:地層処分の課題をテーマとした外部講師による講演や第4回の講義の復習後、自分の意見をWeb上で書き込んで共有しながら意見交換を実施した。
様々なテーマについてオンラインワークショップを実施。
- 実施日
- 参加団体
- 学術フォーラム「多価値化の世紀と原子力」
東京学芸大学附属国際中等教育学校
松江エネルギー研究会
京都教育大学附属京都小中学校
沖縄環境科学教育研究会
- 参加者
- 実施内容
<中学生サミット>
高レベル放射性廃棄物処分を巡る諸問題について次世代層(中学生、高校生、大学生)同士で情報を共有し、対話を重ねること等を通して、主権者としてのコンピテンシーを養うことを目的としている。全国から中高生等が参加し、地層処分問題が持つ様々な側面を理解・共有し、自らの意思決定の道を開くために、中高生の視点で「自分ごと化からOurs化(私たちごと化)」を模索する中で、対話を深めた。全国から集まった参加者は北海道岩内町を拠点に、原子力発電所(泊発電所)や、文献調査が行われた神恵内村を視察し、自分達で学んだことや感じたこと等についてダイアローグ(対話)を重ねた。そこで出た意見や考えを〝Hokkaido Call 2024〟としてまとめ発信した。
- 実施日
- 参加団体
- 東京学芸大学附属国際中等教育学校
三重大学教育学部技術・ものづくり教育講座電気工学研究室
- 参加者
- 実施内容
実施内容
<フィールドワーク・勉強会・意見交換会>
東京学芸大学附属国際中等教育学校は、本事業で制作・開発をしている教材ゲーム(ボードゲーム)をさらに改良するため、交流実績のある三重大学教育学部技術・ものづくり教育講座電気工学研究室を訪問し、教員等から教育視点での指導や助言をもらった。また、教育学部の大学生とお互い制作・開発している教材を試行し、意見交換などの交流を通じて、教育現場で活用できる教材とするための課題等を見出すことが出来た。
- 実施日
- 参加団体
- 福井南高等学校 浅井ゼミ
岐阜工業高等専門学校電気情報工学科
- 参加者
- 実施内容
<意見交換会>
『高校生の原子力に関する意識調査2024』の冊子制作に携わった学校の生徒が集まり、本年度の振り返りと、次年度以降の活動計画に向け意見交換会を実施した。
- 実施日
- 参加団体
- 松江エネルギー研究会
スカーフクラブ「あおもりサロン」
- 参加者
- 実施内容
<講演会・活動報告会・意見交換会>
松江エネルギー研究会の活動に参加した学生たちより今年度学習活動の報告や、今後の課題について発表。その後、NUMO職員による地層処分や文献調査の最新の情報についての講演や、フリージャーナリストによる放射性廃棄物処分問題についての講演も行った。この報告会には、9月に青森市で交流学習を行ったスカーフクラブ「あおもりサロン」の会員も参加しており、次年度の活動企画のために2団体の交流も行った。
- 実施日
- 参加団体
- 参加者
- 実施内容
<合同見学会・意見交換会>
幌延深地層研究センターの見学会を2団体合同で開催し、見学後に意見交換を行った。2団体とも教育活動をしており、活発に意見が交わされた。
- 実施日
- 参加団体
- 物流研究会
科学技術コミュニケーション研究所 もっと知りもっと語る会
- 参加者
- 実施内容
<報告会・勉強会>
物流研究会より見学会の報告が行われた後、より知識を深めるためNUMO講師による技術的な側面からの講義が行われ、参加者はさらなる知見を深めた。