活動レポート

つるが環境・エネルギーを考える会(福井県) 
  • 活動内容
    • 日本原燃(株)見学会
  • 日時
    • 2024年10月4日(金)~5日(土)
  • 参加者
    • 7名
  • 団体の設立経緯・概要
    • 少しでも多くの方々や高校生などの次世代層へ原子力エネルギーについて普及啓発活動を行いたいと思い設立に至った。2020年度より、NPO等向け研修会や全国交流会に参加しており、地層処分に関する次世代層への理解促進を図る活動として、地元の高校の施設見学への橋渡しを行っている。
  • 企画者の感想
      この度の高レベル放射性廃棄物の地層処分に関する施設見学と勉強会を企画・実施できたことを大変嬉しく思う。参加者からは多くの貴重なアンケートの意見や感想をいただき、今回の活動が参加者の理解を深める重要な機会となったことを実感している。特に、現場での直接的な学びを通じて、地層処分の技術的な側面やその安全性に関する具体的な理解が得られたことは、非常に意義深いものであった。参加者の中からは「実際の施設を見学することで、理論だけでは得られない多くの知見を得ることができた」との声があり、今回の取り組みが技術的な理解を促進する一助となったことを大変嬉しく思う。また、地元住民との信頼関係やリスクコミュニケーションの重要性についても、参加者が再認識したことは、私たちにとっても大きな収穫である。地層処分事業は、技術的な成功だけでなく、地域社会の理解と信頼を得ることが不可欠であるため、今後もこの点に注力していく必要がある。さらに参加者の反応を通じて、今後の活動においては、技術的な詳細やリスク評価に関する情報提供を強化し、より効果的な情報発信を行うことが求められていると感じた。このような取り組みを続けることで、内外での理解促進を図り、持続可能なエネルギーの未来に寄与していければと思っている。最後に、NUMOの皆様には心より感謝を申し上げ、この貴重な機会を通じて私たちの知識や理解が一層深まることを期待している。
  • 参加者の感想(アンケートから抜粋)
    • 今回、施設を色々と見せて頂き、町(村)全体で原子力、エネルギーに取り組んでいることがわかった。
    • 我々の他にも訪れている方がいたが、高校生の学生さんたちももっと修学旅行などを通して見学に来られると良いのにと思った。全国の人々がもっと関心を持って身近に学習できたらと思う。
    • エネルギー自給率が低い日本において原子力発電の運転は不可欠だと思っている。それには核燃料サイクルは重要で高レベル放射性廃棄物の問題も避けて通ることはできず、皆さんの理解が進み、1日でも早く前へ進んでいくことを願っている。申し込みから事前説明会、見学当日まで丁寧な説明やご対応ありがとうございました。
    • この度は貴重な機会をありがとうございました。施設の見学や原子燃料サイクルについての説明を通して原子力エネルギーに関する理解を深めることができた。若い世代への科学的な情報提供と理解促進を行っていきたいと思う。
    • 今まで原子力発電についての知識やしくみを知る機会がなかったが、今回の見学で勉強することができたのがとてもよかった。