愛媛県立松山工業高等学校(愛媛県)
- 団体の設立経緯・概要
- 本校は松山市の中心に位置し、創立114年、32,000名を超える卒業者を送り出し、県内外の様々な分野で、工業技術者の中核として活躍している。NUMOの「第4回 私たちの未来のための提言コンテスト」に応募、更に深く学習したいと考えるようになった。生徒自身、教師からの説明を聞くだけでなく、実際に体験することでより深く学習ができると申し出があり、活動参加を申し込むことにした。
- 企画者の感想
昨年度から学習を始めて、今年度はポスターセッションで勉強会や学習してきた内容を発表してきたが、講師の先生から説明を受けた内容や書類からの知識だったので、質問を受けると答えに詰まるところがあった。今回の見学会を通してまだまだ知らないことが多くあるが、疑問に感じたことが少しずつ解決できたと思う。今回の見学会では、再処理で高レベル放射性廃棄物がどのようにしてできるかまでの学習だったので、今後は最終処分を早期実現するためにはどのようにしなくてはいけないかを含めて、地層処分について更に学習を進めていく。
- 参加者の感想(アンケートから抜粋)
- こういった機会がないと見学できない場所で多くを学ぶことができた。原子力発電の今後について考えるきっかけとなった。
- 今まで地層処分について深く知る機会がなく、今回学ぶことができて良かった。今までイメージしていた放射性廃棄物の処分と実際では大きく違うことが分った。
- 係の方の説明がとても分かりやすかった。実際に模型を見たり触ったりしてDVDや資料と照らし合わせながら学ぶことが出来た。普段経験できないことを体験することが出来たので、これからも学んだことをもとに勉強したいと思った。
- 全く知らないまま参加してしまったので少し不安はあったが職員の皆様の説明がとても分かりやすく基本的な部分は理解することができた。愛媛では体験できないであろうことばかりで新鮮で楽しかった。貴重な体験になった。
- 地層処分や再処理などについて知ることができた。放射性という言葉はよく聞くが、身近にある存在で生活の中では影響があまりないけれど関わりのあるものということがよく分かった。
- 自分たちがもっている知識より多くのことを知ることができ、地層処分について深く考えることができた。また、今日学べたことを活かして家族や友達と共有し考えていきたい。