ひなたの会(宮崎県)
- 団体の設立経緯・概要
- 小中学校の現場で指導する立場にあるが、地層処分事業についての知識がほとんどなく、知る機会がなかった。今年度、宮崎大学の派遣事業によって大学で研究をしている中、学生から原子力に関する話を聞き、現職としても知っておくべき内容だと感じたため、この団体を設立した。
- 企画者の感想
参加者全員が原子力に関する知識がなかったため、今回の研修で非常に多くの正しい知識を得ることができ、とても良い機会になった。初めは「放射性廃棄物」と聞いて、とても危険で怖いものだと思っていたが、自然のことも考えて安全に処分されていることが分かり安心できた。全国的にもそうだが、六ヶ所村の原子力関係従事者が多いことに驚いた。様々な処分方法を検討したところ地層処分が妥当であることや、原子燃料サイクルの仕組み等についてよく理解できたので、子どもたちとも話し合い、正しい知識を伝えていきたい。
- 参加者の感想(アンケートから抜粋)
- 原子力エネルギーについて又、地層処分について具体的に見学でき、丁寧な説明がなされ大変勉強になった。関心が深まった。
- 原子力関係について知る機会がなかった。今回のような事業を知らなければ学ぼうともしていなかったと思う。処分施設が最悪の事態を想定して様々な対策を講じていることを知って、安心感を覚えた。
- 参加してよかった。知らないことばかりで、まずは知ることから始めないといけないと思った。
- これまでの経緯や現状が説明や見学等を通してよく分かり、参加できて本当に良かったと思った。教育者(中学教員)として、まず知っていること、更に伝えることができることは大変意義深いと感じた。
- とても分かりやすくて、勉強になった。今まで原子力発電を使えることが当たり前だと思っていたこと、実は当たり前でなく様々な地域の人々やそこで働く人々のおかげだったんだと改めて思えた。処分への課題は続くだろうけど、この内容を多くの人が知れば、きっと実現できると思う。私も子ども達にエネルギーの大切さ等ときちんと教えて、未来を考えられる大人にしていきたいと思う。