愛知県商工会職員協議会(愛知県)
- 団体の設立経緯・概要
- 平成14年6月26日設立。愛知県内の商工会職員が小規模事業者を支援するための知識習得と資質向上を目的とした研修会、調査研究等の実施。
- 企画者の感想
事前勉強会を通じて、高レベル放射性廃棄物の地層処分の方法として「人工バリア」と「天然バリア」を組み合わせた多重バリアシステムにより、長期にわたり放射性物質の動きを押さえ閉じ込めている等、管理体制と安全性について、ある程度理解ができた。しかし、放射能が天然のウランと同じレベルに達するまで、数万年~数十万年要することに対して、どの様に維持して続けていくのか若干の不安も残った。また、高レベル放射性廃棄物貯蔵施設は重要な施設であるが、貯蔵量にも限界があるため、国土の狭い日本では今後の貯蔵方法が課題になると感じた。最後に今回の研修会に参加したことで、地層処分の取り組みについて理解を深めることができ、普段見ることが難しい施設を視察させて頂き、貴重な体験となった。
- 参加者の感想(アンケートから抜粋)
- 高レベル放射性廃棄物の処分については聞いたりした言葉ではあったが詳しくは知らない。実際どんなものなのか興味があったので、今回の研修に参加した。
- 高レベル放射性廃棄物の処分についてはすごく丁寧に座学やPRコーナーで教えていただき、少しは不安が解消された。できれば実際の施設内も見学したかった。
- あらためて高レベル放射性廃棄物の処分について理解を得ることができた。六ヶ所村にある施設のそれぞれの役割を各担当者の方が詳しく説明いただき勉強になった。
- 使用済燃料の再処理の流れや、再処理する事で放射性廃棄物を減らす事につながり原子力の活用のメリットが増す事を学んだ。