はまでいず(大阪府)
- 団体の設立経緯・概要
- はまでいずは、大阪大学の福島県浜通り地区環境放射線研修会のメンバーにより発足し、福島県浜通り地区の魅力などを発信するサークルである。大学の研修会では、福島第一原子力発電所や中間貯蔵施設を視察、はまでいずでも再び訪れ、メンバーは放射線関連を学習、理解を深める活動をしている。2011年の原発事故後の風評被害払拭の一助となれるよう、大学祭では飯舘村などの特産品を販売している。
- 企画者の感想
事前に原子燃料サイクル施設などの知識はいれていたが、実際に訪れると、より存在の実感がわき、またPR館を通して使用済燃料の再処理の必要性や仕組みについて詳しく知ることができ、今回の見学会がとても有意義なものになったと思う。個人的に感じたこととしては、見学会に行くまでは、高レベル放射性廃棄物について全く身近でなかったが、訪れたことで身近に感じられるようになり、重要性を理解することができ、今後私が放射線を学んでいく上で大きな知識を得られたと思う。ありがとうございました。
- 参加者の感想(アンケートから抜粋)
- 地層処分の方法について詳しく知ることができて良かった。
- 地層処分について事前講義で学んだことを実際に目で確かめられ、とても興味深かった。処分方法についても工夫されており新しく勉強になることも多かった。
- 地層処分について事前講義を大学で受け、実際にセンター内でどのように処分されているかを実寸大で見ることで、より自分の中での解像度が高まったと感じている。原発事故の後処理として、今後大きな割合を占めるような問題となってくると思うので、今後も注目していきたい。
- 六ケ所原燃PRセンター内の資料は誰にでも理解しやすいように作られていて、特に作業工程を表現している動く模型など実物を想像しやすいものが多くて分かりやすかった。実際に行くことで六ヶ所村の青森の中での位置、元々どのような場所であったか、現在どのような人がいるのかが少しわかってよかった。
- PRセンター内の資料や説明はとても良かったが、実際の施設に関してはバスで建物を外から見て回るだけではなく、何らかの体験ができるとさらに理解が深まると感じた。