茨城県つくば市立谷田部東中学校(茨城県)
- 団体の設立経緯・概要
- 茨城県つくば市にある小中一貫校。筑波研究学園都市の南端に位置する本校では、日々の活動の中で科学にふれる機会が多く、様々な科学的事象に興味関心をもつ生徒が多い。原子力発電に関する学習では、これまでも社会や理科の授業の中でのグループ学習を通じて、生徒同士で意見交換を行い、理解を深めている。今回、学術フォーラム「多価値化の世紀と原子力」主催の中学生サミットへの参加などを通じて、地層処分への理解を深める取組を行いたい。
- 企画者の感想
学術フォーラム「多価値化の世紀と原子力」主催の中学生サミット2023 in KAMOENAI の参加の事前学習として、専門家である元東京工業大学原子炉工学研究所エネルギー工学部門助教の澤田哲生先生から話を聞くことで、原子力発電についての専門的知識を深めることができた。ZOOMを通しての学習会であったが、澤田先生から原子力発電の仕組みや問題についてわかりやすく説明していただき、また疑問に感じたことは丁寧に答えていただけた。中学生サミットに参加するにあたり、不安に感じていた部分がすっきりしたとの生徒の感想も聞くことができ、充実した時間を過ごすことができた。実際のサミットでは、今回の勉強会以上のことを学べるのではないかと期待している。
- 参加者の感想(アンケートから抜粋)
- 原子力関連の知識について、これまで表層的にしか知らなかった部分を、地層処分の問題から改めて理解を深めることができた。
- 当たり前に使用している電力の問題の中で、注目を集めている地層処分の問題はもちろん、これからのエネルギーの使い方についても理解を深めることができた。
- 今後も地層処分を含めた問題について、話し合う場を設け、理解を深めていきたい。
- 原子力発電が必要であることは理解できた。
- 国のエネルギー政策として、どのような長期計画の中で、原子力の使用を考えているのか、今後知りたい。