西万田町内会(島根県)
- 団体の設立経緯・概要
- 西万田地区の町内会として発足。町内会活動その他諸々。昨今のロシアによるウクライナ侵攻や急速な円安等に伴い、我々の生活に欠かすことのできないエネルギー問題について町内会会員も関心を高めている。その中でも、出雲市は島根原子力発電所の隣接自治体であり、現在島根2,3号機の再稼働について議論されていることから、原子力発電について勉強したいと考えている。そこで、勉強会を開催し、原子力発電全般について学ぶとともに、原子力の大きな課題である「高レベル放射性廃棄物の地層処分」について、実際に幌延の研究センターを視察することで現在の取組み状況を学びたい。そして、勉強や視察で学んだことを町内会内等にも発信することで、みんなが正しい知識を基に原子力発電やエネルギー全般について考えるきっかけとしたいと考えている。
- 企画者の感想
事前の勉強会では、地層処分事業の概要について学んだが、今回の見学会ではその前提となる原子燃料サイクルについて深く学ぶことができた。実際に、日本原燃の方からサイクル事業の説明を聞くとともに、施設を見学することで、資源の少ない日本ではサイクル事業がいかに重要なのかを再認識するとともに、福島の事故を踏まえて日本原燃がどれほど安全対策を行っているのかについて理解を深めることができた。
- 参加者の感想(アンケートから抜粋)
- 日本原燃の様々な施設を見学出来てとても良かった。安全性を確認することが出来た。
- 理解に必要な裏付けとなった。実際に見学できて良かった。
- 中間貯蔵、地層処分について理解が深まり有意義な視察だった。