公益社団法人日本青年会議所四国地区協議会(香川県)
活動内容
日本原燃(株)見学会
実施日
2022年9月29日(木)
参加者
6名
団体の設立経緯・概要
(公社)日本青年会議所は全国を10の地区に分け、各地区での社会貢献活動、青年の実践的なリーダーシップトレーニング、各地青年会議所(LOM)の活動の支援を行っている。四国地区協議会は四国地区内にある4つのブロック、27のLOMとともにより良い四国地区の実現に向けて活動している。
企画者の感想
コロナ禍の影響もあり限られた人数での参加となったが、web勉強会や資料だけでは知り得ない現場を見る事で日本のエネルギーを支えていただいている皆様への感謝の気持ちが強くなる視察であった。四国には、伊方原発があり当協議会内に所属する各地会員会議所へこのような事業の案内を今後進めていきたいと思う。
参加者の感想(アンケートから抜粋)
原子力発電については、教科書レベルでの知識しかなかった為、全く理解できないのではと心配な部分もありましたが、近隣地域への取り組みや、特にガラス固化体が30~50年間冷却貯蔵しないといけないことや、地層処分などを学び、認識が変わりました。
現地を見るまで、地域との関係性がわからなかったが、下北半島周辺のエネルギー関連施設を見ると原子力設備と地域の共存、共栄がなされていると強く感じた。
地層処分については、ガラス固化体の冷却期間を考えても、少しでも早く進められればと思う。その為には地域益がどうなるのか等の見える化が必要かもしれない。
座学だけかと思っていたが、見学ができて勉強になった。自分が住む町や地域で考えても雇用や仕事がある、就職先になることは、地元を残す有効な手段であると思えた。処理施設というよりも、新たな産業として大変視野が広がりました。
日々使う電気、作り方は知っているが、廃棄物まで気にする事はなかった。本日の活動によって、いかに廃棄物処理に苦戦しているのか理解できました。
今回参加したことで、処分方法の手順をあらためて理解することができた。今後、最終処分場を建設、誘致を進めるに当たって様々な問題や課題があると思うが地元住民をはじめ、どの様な説明がなされていくかが気になる。
日本のエネルギー需要を変える原子力産業の中で再処理施設が必要であることを認識しました。マスコミの報道では原子力のネガティブな面のみが報じられていますがその必要性と、日本原燃の安全へのとり組みを理解することが出来、学びの多い研修となりました。