活動レポート

国立学園小学校(東京都) 
  • 活動内容
    • 勉強会、幌延深地層研究センター見学会
  • 実施日
    • 2022年8月8日(月)~9日(火)
  • 参加者
    • 6名
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  • 団体の設立経緯・概要
    • 国立学園小学校としてではなく、東京私立初等学校協会社会科研究部として2017年度と2018年度に幌延と六ヶ所村の施設を見学し、学んだことを教材研究や授業に生かしてきた。今年度は、本校の社会科教員、理科教員、国語科教員、算数科教員にも枠を広げ、地層処分の学習を通じて知識を習得し、授業や子どもたちの学習に生かせるようにしたいと考えている。
  • 企画者の感想
      話を伺ったり写真や映像を見たりしながら学ぶことで知識を得ることは可能だが、実際の現場へ行って肌で感じることで、学びがより確かになり、深く心に刻まれるように感じた。地下深くに処分することの安全性に対する不安も、今回の研究施設の見学で大きく軽減されたよう思った。学校の現場で、今回学びえたことを子どもたちと共有する機会が持てるように模索していくことになると思う。
  • 参加者の感想(アンケートから抜粋)
    • 原子力発電を続けるか否かの問題以前に、まず現状ある“ゴミ”をどうしたらよいかという議題があることに今まで気づかず、地層処分のことを今回の研修のおかげでまず解決しなければいけない事柄として、捉え直すことができました。地層処分に適していて受け入れてくれる場所が国内にあるか少し不安ですが、大変勉強になりました。
    • 原子力発電については、様々な議論がまき起こっていて、折にふれては自分がどのような立場で議論に参加すべきか考えていたものの、いつも半端なスタンスだと反省していた。今回、原子力発電を取り巻く現状、事実を知れたことで、自分の意思を構築するための引き出しがいくつも増えたと有意義に感じることができた。
    • 高レベル放射性廃棄物の処分(地層処分)について、知らなかった自分をとても恥ずかしく思いました。一人一人が廃棄物について理解し、向き合っていければ明るい未来があるはず、と感じました。今回学んだことを子どもたちに発信できるよう努めたいと思いました。
    • 新たに初めて参加した人たちから、高レベル放射性廃棄物について知ることができ、その安全な処分を進めていくことの必要性、重要性が強く感じられたという事を聞くことができた。勉強会で学び、研究施設の現場を見て実感することで、さらに学びが深まった。数万年単位の安全確保をしっかり目指してほしい。
    • 実際に見学をさせていただいて、処分施設がどのようなところなのかということが、ハッキリ分かった。また、案内の途中には、各場所でどのような実験を行っているのかということも、映像や分かりやすい解説があり、よく理解できたと思う。
    • 原子力発電の危険性というのはよく騒がれてきた話ではあったが、ごみ問題というのは意識の無かった部分であったので、社会的見聞を広めるうえでも良い機会になりました。研究の進捗が公開されているというのも透明性のある活動であるということが実感でき、応援したいと思いました。