活動レポート

若者と地層処分を学ぶ会<東北>(宮城県) 

見学会の様子
  • 活動内容
    • 見学会
  • 実施日
    • 2021年10月21日(木)
  • 参加者
    • 6名
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  • 団体の設立経緯・概要
    • 日本原子力学会シニアネットワーク連絡会の理念を地方においても共有し、日本のエネルギー基地としても重要な東北地域の特性に鑑みて、特にこれからの日本を背負っていく若い人達の原子力発電に対する理解を深める必要があると考える有志が集まり、そのための活動を展開する拠点としてシニアネットワーク東北を2008年12月に設立した。
      若者と地層処分を学ぶ会(東北)は対話活動を行っている学生達に地層処分を一層理解してもらうため、地層処分事業の理解に向けた支援事業に参画することとして2016年に組織した。
  • 企画者の感想
      「ゆめ地創館」、「地層処分実規模試験施設」及び地下施設(坑道)の見学により、参加者全員がこれまで持っていた高レベル放射性廃棄物処分に関する漠然としたイメージが現実のものとなり、理解が深まったものと思料する。
      参加してくれた学生、教諭も多大な関心を寄せる内容であり、今回見学を機に説得性の高い社会への啓蒙活動に寄与できるものと期待する。
      今回は、貴重な体験をさせていただいた。
  • 参加者の感想(アンケートから抜粋)
    • 地層処分に関する基礎知識に加え、国内外での地層処分の現状を知ることができた。また、それにより地層処分に対する意識が高まった。
    • 地層処分について、どの程度安全なのか、他の国々でも実際に行われているのかを詳しくお話して頂き、より理解を深めることができた。今後も地層処分について学びつつ、他の人へも伝えていけたら良いと思う。
    • 幌延深地層研究センターでは、放射性物質の地層処分について理解するのに十分な設備が整っていると感じた。また本問題について知れば知るほど、日本国民の意識の薄さが浮き彫りになる気がした。
    • 初めて幌延深地層研究センターを見学でき、地層処分の理解をより深めることができた。
    • 見学前夜の勉強会及び目的別のワークディスカッションは非常に有意義であった。但し若者の意思形成過程が若干希薄であるのが気がかりである。
    • 「ゆめ地創館」及び「地層処分実規模試験施設」は初めての訪問であった。地層処分を理解する上で非常に良い施設で、説明者の対応も良好であり、地下坑道でも丁寧にかつ熱心にご説明いただいた。