WEB交流会 開催レポート
『文献調査地域の状況~神恵内村~』
- 日時
- 2021年10月19日(火)18:30~20:00
- 場所
- 参加者
- 共催
- 資源エネルギー庁
原子力発電環境整備機構(NUMO)
- 開会挨拶
下堀 友数 経済産業省 資源エネルギー庁 放射性廃棄物対策課長
- 神恵内村の皆さんへのインタビュー
- 高橋 昌幸氏 神恵内村長、「対話の場」委員
- 閉会挨拶
植田 昌俊 原子力発電環境整備機構(NUMO)理事
- アンケートより
- 参考になったこと
- 文献調査地域における対話のあり方について考えさせられました。
- 文献調査を受け入れた町や村のはなしを、情報として聞くことはあっても、実際に暮らしている人の話を聞くことはあまりなかったので、とても貴重な場だったと思う。
- 村長さんだけでなく、もともとは地層処分を知らなかった村民の方の話の話を聞けたことで、自分の立場とも重なり、自分事として聞くことができた。
- 迷いや戸惑いの中、神恵内村の方々が「対話の場」に参加されていることは、大変な勇気がいること。仕事に従事しつつ「対話の場」に関ることは、時間も労力も掛かります。自分で知るべきと判断され、大きなテーマに真正面から関わられており、頭が下がりました。
- 神恵内村の方々が、高レベル放射性廃棄物の地層処分事業を自分事として捉え、ちゃんと学習し、判断していきたいと仰っていました。主役は住民であると感じました。
- 印象に残ったこと
- 今更ながら、応援の人々の存在を発信することが大事だと思いました。
- 地域の勉強会で啓蒙啓発していくことが、神恵内村、寿都町へのエールになると思いました。
- 専門家の方々の説明や意見と、生活者である村民の想いが一部嚙み合わない状況があるとのこと。この溝を埋める作業が必要と感じました。
- 泊原発に近い神恵内村出身で、原発を身近に感じて育った方でも、高レベル放射性廃棄物のことは知らなかったと話されました。これは日本全国、同様かもしれません。特に、原発のない地域は高レベル放射性廃棄物に対する関心が希薄と感じています。
- やはり当事者にしかわからない不安や思いなどが必ずあると思います。それを汲み取れないと対話はできないと感じます。