活動レポート

WEB交流会 開催レポート 
『文献調査地域の状況~片岡寿都町長をお招きして~』
  • 日時
    • 2021年9月2日(木)18:30~20:00
  • 場所
    • オンライン開催(Webex)
  • 参加者
    • 78名
  • 共催
    • 資源エネルギー庁
      原子力発電環境整備機構(NUMO)
  • 開会挨拶
      下堀 友数 経済産業省 資源エネルギー庁 放射性廃棄物対策課長

  • 情報提供「文献調査概要説明」
  •    高橋 徹治 原子力発電環境整備機構(NUMO)地域交流部長

  • 片岡春雄 寿都町長からのお話

  • 質疑応答・意見交換

  • アンケートより
    • 参考になったこと
      • 「地域おこし」と「エネルギー問題」が切っても切り離せないテーマであることを再認識しました。
      • 報道等でしか得られなかった寿都町の高レベル放射性廃棄物処分場に関する文献調査の現状を、町長より直にお聞きすることができたため。
      • 片岡町長の非常に含蓄のあるお考えを生の声で聞かせていただけた。さらに、全国のご自身の活動に基づく方々の力強い支援の声も伺えた。
      • 片岡町長の考え方が良く理解できたこと及び各地で開催されている勉強会についても情報が得られた。
      • 町長さんの生の声をお聞かせいただき、過去から現在も続くご苦労を聞いて、立場は違っても、「まず、正しい科学的な知識を身に付け、学習することから始めましょう。」と、呼びかけているのは、みんなおんなじなんだ、ということを改めて痛感し、自分も根気よく、教育現場で、生徒達や周囲の教職員に訴えてゆかなくてはいけないことを再認識致しました。

    • 印象に残ったこと
      • 国策で始めた原子力、地層処分問題も国策で共通認識になるよう国がもっと頑張ってもらうことと、一人一人が力を出し、それぞれの立ち位置で自分ごと化していく必要性を改めて感じられた。
      • 地層処分は立地県だけでなく、国民全体で先送りせず考える問題で、原子力発電をすすめてきた政府も考え、文科省も現状(ガラス固化体が4 万本保管)も含め学習指導要領に掲載し学校で電気を作る時にでるゴミの処分について教えるべきである事。
      • 現状維持こそ難しいという言葉がとても印象的でした。私はあまり政治や選挙といったことに興味を持てないでいましたが、これほど町を守ること、日本の課題に取り組むことに力を注いでいる人々がいるという事実に感動しました。学校では特定の政党を支持してしまうことの無いようにと、選挙について具体的に教えて貰えることはなく、少なくとも私の周りでは若い世代の政治や選挙への関心は親などの環境に左右されていたように思います。この領域を教師の思想を反映しないように教育する事は難しいかもしれませんが、日本の抱える課題について、地域の抱える課題について、それを解決しようと働いている人について、学ぶ機会がもっとあったら素敵だと思いました。
      • 受入れる自治体が出たことで、その地域だけでなく、全国民がこの課題について考える機会を与えられたと感じる。しかし、離れた地域ではまだまだ他人ごとであるため、候補自治体の状況を理解し、全国的な議論になるよう地域活動を進めたい。
      • 片岡町長の話はよく分かりました。2 か所だけでなく、もっと手が上がると良いと思いました。
      • 町長からの発言で、野党与党関係なく国として、国民として取り組まなければならないのではないかとの内容将来の町づくりの在り方に対する町長の強い信念に基づいたリーダーシップ、及び困難な社会問題を全国に先駆けて取り組んでいる、政治生命をもかけた決意に共感を覚えました。(来る町長選挙における町民の判断が気になります)
      • 片岡町長の町の財政・産業・雇用などの町づくりの強い想いと取り組みに感動。また、先送りされ続けられている「核のゴミ処分」問題に一石を投じたいという心意気。