WEB交流会 開催レポート
- 日時
- 場所
- 参加者
- 共催
- 資源エネルギー庁
原子力発電環境整備機構(NUMO)
- 開会挨拶
下堀 友数 経済産業省 資源エネルギー庁 放射性廃棄物対策課長
高橋 徹治 原子力発電環境整備機構(NUMO)地域交流部長
- 事業説明
- 選択型学習支援事業及び自主企画型支援事業の特徴、募集状況について
- 幌延深地層研究センター、日本原燃の見学受け入れ状況について
- 学習団体間の交流促進のための交流学習について
- 第2回WEB交流会及び全国交流会開催予定、「知爽の人」のご案内
- 学習活動の紹介
- 原発のごみ処分を考える会
- 大阪環境カウンセラー協会
- 活動の紹介に関する質疑応答
- 色々な方の巻き込み、特に行政や記者へはどのようなアプローチをされているのか?
- 市役所の防災危機課に知り合いがいたことが大きかった。原子力防災を取り入れて欲しいと粘り強く相談したことで、次第に関心を持ってもらえるようになった。
新聞記者に関しては、別の活動へ参加したことから連絡をもらったことがきっかけ。当時の担当者は異動したが、変わらずコミュニケーションは続いている。
- 子供向けイベントでの試行錯誤や親子ウケのポイントをもう少し詳しく教えてほしい。
- 未就学児のウケを狙い、一緒に居る保護者がターゲット。ベントナイトの特性を活かした実験で「科学者になろう」と呼び掛け、実験テイストで白衣の着用や注射器を使用することで興味を持ってもらった。
子供向けの『可愛い』白衣も用意したが、子供は本物の白衣に興味を持つ、ということが意外であった。
何回も並んで参加してもらえることで保護者に説明する時間もできた。
- アンケートより
- 参考になったこと
- 地層処分については、さまざまな方にお話ししても関心をもたれず、流されてしまうことが多かったため、どのように伝えていけばよいのか、徐々にわからなくなっていました。本日は、体験談を伺い、市民勉強会の工夫などを把握できて本当に良かったと思います。一度、市民勉強会を開いてみたいと感じました。
- 大阪の理髪店の待合室に資料を置くというアイデアは良かった。
- 「原発のごみ処分を考える会」の活動を聞いて、日本人全体がかんがえないといけない問題を精力的に活躍されていたのが素晴らしかった。
- 多くの団体が地層処分について地域の実情等も考慮して精力的に活動している事に感銘を覚えた。
- 電気は作って使う。作られたものはゴミが出る。ゴミは捨てなければならない。という説明はわかりやすい。
- 活動紹介された2 団体の活動内容では大きな成果を挙げている事に素晴らしいと思いました。いろいろ参考になる事ばかりですが、勉強会などで一般市民の方や集客についてはどのようにしているのか、もう少し詳しく知りたいと思いました。
- いろんな団体の活動報告を聞いて、1 回目の活動の反省をどうやって次に活かして活動していたか、いろんな方に声をかけて協力してもらうことの大切さを知ることができた。
- 印象に残ったこと
- 発表者のように自治体を巻き込んで活動を展開していることは大変すばらしいと思いました。何が何でも反対派などもいる中での活動なので、さらっと発表されていましたが簡単ではないことだと思いました。
- 最後のほうで出た、「学校教育で原子力を後の始末までを含めて教育すべし」との意見も共感です。
- 地層処分は避けて通ることのできない問題であり、より多くの人が「どうやって自分事にできるか」、様々な実践例や意見交換は参考になりました。
- 紹介のあった2団体とも地域に根差した独自の活動を行っており、その活動内容がマスコミ、自治体に取り上げられていることは素晴らしい。また、プレゼンテーションが上手なのには驚きました。
- 原子力の話題というだけで敬遠される傾向は、大なり小なり皆さんが経験されているということを知りました。
- 環境問題グループから原子力環境(廃棄物管理、処分)に活動対象を広げるなかで、未就学児と保護者、高校生、理容業組合員へとアプローチして、活動の種を増やしてこられたのは頼もしいと感じた。
- 「原子力というテーマで話すと前に進まないので、地層処分ということで進めている。」との発言は、現実的だと思います。