学校法人福井学園 福井南高等学校(福井県)
勉強会の様子
- 団体の設立経緯・概要
- 本校は1995年に設立した定時制総合学科の私立高校である。総合学科として2年次より教養文化系列、流通情報系列、ライフサポート系列に分かれ、それぞれ専門教科を学ぶ。
一方で定時制総合学科の強みをいかし、生徒の自主性を尊重した探究活動をとおして進路を自ら切り開いていく行事の設定に注力している。
2020年度からは教科横断型授業として高レベル放射性廃棄物の処分に向けた合意形成に取り組む探究授業を生徒と教職員が一丸となって企画・実施している。
- 企画者の感想
前回の授業よりも身近な問題として生徒、教職員ともに深い対話が実現できたように感じる。特に今回、ドキュメンタリー制作者と直接生徒たちが交流したことで本校生徒にとっては大変良い刺激になったように感じる。
対話も先述の方々に加え、企業の本校担当者や事務職員も参加し、前回以上に様々な視点から議論を深めることができた。
一方で、前回より1時間増の計3時間分の時数を確保したものの、発展クラスは対話に熱が入り時間不足に陥ったので、こちらは次回の課題である。
これに加え、次回は更に対話の輪を拡げて基礎クラスでも発展クラス同様の深い議論ができる工夫をしていきたい。
- 参加者の感想(アンケートから抜粋)
- 1年生の時に一度やったので大体の内容は知っていたのであたらためて原子力発電にはたくさんの問題があると思いました。核のゴミの処分場所などの問題があると思いました。
- グループワークで核のゴミの事を話せてとても面白かったです。
- 原子力発電所から出るゴミが、どのように対応されて処理されているかを知ることができて、良かった。グループワークにより、他人との意見の交換ができて良いものになったと思う。
- 今回の話を聞いて、核についてもっと調べてみようと思いました。自分は核についてあまり興味がありませんので、少しでも知っていると役に立つと思いました。
- 核について学べてよかった。
- 核について学べた。
- 核ゴミの問題は私達1人1人が考えるべき事であり、地層処分に適した場所を使えるようにするため自分もこれからしっかりと核ゴミについて考えていこうと思いました。8千~1万年と言う気の遠くなるような長い時間を安全に地層に埋めるためにもいろんな事を考えねばならないのだと深く思いました。
- 処理場ができることによって助成金がもらえるという話が出て賛成が多くなるのが個人的にいいと思いました。
- 地層処分の仕方や、原子力発電がどのようなところで利用されているかがよく分かった。
- 前回よりもさまざまな情報を知ることが出来ましたし、今回はグループワークで積極的な活動を行うことが出来て良かったと思っています。これから、地層処分などについてもちょっと調べてみようかと思いました。
- 地層処分について知ることが出来た。
- 学校の授業で参加した。地層処分についてもよく理解できてよかったです。
- もし、この授業がなければ、地層処分について、知る機会がなかったと思います。このことで少しでも考えておきたいと感じました。
- 地層処分について改めて知れてよかった。
- 地層処分について詳しく知る事ができました。
- 地層処分の事を詳しく知りたいと思いました。
- 地層処分について関心を持ちたいから。今後の日本について詳しく調べたいから。
- 学年が1つ上がって、場所が変わったけど、核のことや地層処分のことが分かってよかった。
- ディスカッションにて色んな意見を聞く事ができ、地層処分について知識を増やせた。地層処分は自分に関係のある事なので、今後も考えていきたい。
- 過去2年間参加してなかったので初めて知った。地層処分の存在を知ることができた。他の方法よりは実現しやすいのかもしれないけれど、地域の人達や危険性などの情報の正しい理解が必要なのだと思った。