紫陽花の会 なとわ(青森県)
見学会の様子
- 団体の設立経緯・概要
- 東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故で、今まで関心の無かった多くの人がエネルギーや放射線、環境問題に関心を持つようになった。
溢れる情報をどう受け止めればよいのか、何が正しいのか基本的な知識もなく教えてくれる所も無い、不安であるとの周りの声を受け2015年5月エネルギーに関わる事(原子力や放射線等を含めた)や環境汚染・地球温暖化などを学ぶ会として設立に至った。
- 企画者の感想
幌延の見学時はコロナ感染対策としての制約が厳しい事もあり、私たちのモットーとしている「聞いて・見て・触って確認・納得」のうち(ベントナイトの特性がわかる)小実験が出来ず、陳列物にも触ることが出来なかったが、ベントナイトが水に触れて凝固する様子が実物展示されていたので良く理解できたし、納得することができた。
- 参加者の感想(アンケートから抜粋)
- 原子力発電の必要性を再確認することができ有意義であった。マスコミによる報道の中立性を保つことや国民の世論を正常化することも含め、私たちの活動を通して、いくらかでも貢献したいと強く感じました。
- 地層処分に関する予備知識を説明して頂き、実物と照らし合わせ、無から有を得るプロセスを知りました。
- 地層処分の研究施設の建設、運営に関してかなりの時間と予算がかかっていることがわかりました。核燃料廃棄物はすごくあふれているので、一刻も早く適地を決められるように関係者の方々へのPRと住民の方々への理解を頂くための活動・言論活動を続けていきます。
- 学習だけではなく、自分の目で見ることが必要と思っていたので、見学したいとずっと思っていました。エネルギーに関してだけではなく、何事も無関心で生活していた自分を反省しています。もっと多くの方達に関心を持ってもらえるよう大きなことは出来ませんが、理解に向けての活動に協力していこうと思っています。
- 地層処分についてより深く理解することができました。今後の研究が計画通りに進むことを願います。安全対策は十分とられていますが、地下深い所での研究なので事故がなく進む事が一番大切だと感じました。
- 特に処分後の長期安全性について長い道のりを国民が理解できたらと思います。