地層処分事業の学習活動にご参加いただいた地域団体等の全国交流会
開催レポート
日時
2020年2月15日(土)
13:00~17:10
場所
フクラシア東京ステーション
参加者
86団体、101名
主催
資源エネルギー庁、原子力発電環境整備機構(NUMO)
開会挨拶
那須 良 経済産業省資源エネルギー庁 放射性廃棄物対策課長
近藤 駿介 原子力発電環境整備機構 理事長
・映像は
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2019年度に実施した取り組み等について
高橋 徹治 原子力発電環境整備機構 地域交流部長
・映像は
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・資料
PDF
「私たちの未来のための提言コンテスト」受賞者発表・表彰式
「どうしたら、高レベル放射性廃棄物問題を多くの人たちが自分ごととして考えるようになるか?あなた(たち)は何をしますか?」をテーマに原子力発電環境整備機構(NUMO)主催で提言コンテストを実施。
受賞者
の発表及び表彰式を行った。
・映像はこちら
表彰式
提言内容発表
・資料
PDF
提言に基づくパネルディスカッション
進行
江崎 久美子 原子力発電環境整備機構 地域交流部 主任
登壇者
提言コンテスト受賞者 6名
那須 良 経済産業省資源エネルギー庁 放射性廃棄物対策課長
紀平 浩司 原子力発電環境整備機構 理事
・映像は
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二つのテーマでワークショップに分かれての交流会
ワークショップ1
初心者向けワークショップ「情報発信の方法」
テーマ
より良く伝えるコツ!
講師
古賀 桃子 (ふくおかNPOセンター 代表)
内容
人格を整理する
「私は何者なのか」を考えよう
自分が所属している団体をひとりの人間として考え、「私たちは、どういう団体なのか」「どういう人柄・人格なのか」を整理の後、グループ内で共有
聞く人の立場になって考えよう
人々からどう捉えられているのかという現状と捉えて、その中でどう見られたいのかを考える事が重要
「トーン&マナー」を考えてみよう
表現から受けるトーン(調子)やマナー(態度、物腰)は重要。誰に、何を伝えたいのかを意識し、整理する事がポイント。
「レイアウト」について考えてみよう
広報は、関心が無い人に向けて何かを伝えるという気持ちで臨むと良い。文字の置き方(字体、大きさ、行間、空白)、視覚素材、アイキャッチ、人にやさしく(ユニバーサルデザイン、個人情報保護)を心がけると良い。
キャッチフレーズを考えよう
共感をさそうきっかけづくりとして、団体のキャッチフレーズを考えると効果的。10字以内、小学5年生が理解出来る言葉づかいで、多く使われる言葉(子育て支援、まちづくり、地域福祉 等)は使わない。
アンケートより
発信する情報を相手に伝えるためには、発信者の人格を理解してもらうことが前提にあるという内容は初めて聞いた内容でした。とても参考になりました。
自分達の会は他から見てどういう団体なのか、何者なのかを知ってもらう事が大切で、団体の人柄や人格を持つことの大切さを学びました。又、会報紙の作成についてのテクニックなども大変勉強になりました。
相手に伝えることの難しさを改めて知ることができました。特にチラシの作成する際の色使いや余白の使い方は勉強になりました。
情報を伝える際に基本となる考え方を学ぶことができました。様々なコミュニケーションにおいて大切な考え方で、たくさんの気付きがありました。
情報発信として注意しなければいけないところは理解できました。私自身が積極的に話せず、意見交換ができたとは思えない印象が強かったので反省。
ワークショップ2
意見交換会
内容
提言コンテストの受賞者と団体の皆様との交流を深めながら、これまでの課題や解決策を共有し、今後の活動に繋げるための意見交換会を実施した。6つのテーマを設定し小グループに分かれたあと、参加者は、感心・興味のあるテーマを時間内に自由に移動することができ、それぞれのテーマで活発な意見交換を行った。
テーマ1 大学生と高校生のコラボする学びの場
テーマ2 サイクル施設見学ツアー
テーマ3 原発立地県での大人と大学生の学びの場
テーマ4 教育支援教材集の作成
テーマ5 お母さん向け説明会
テーマ6 広報ツールを考えるプロジェクト
アンケートより
このようなやり方の意見交換は初めての体験だったけど、有意義に意見交換できたと思う。
六ヶ所村の施設見学を企画したいと思っていたのでとても参考になった。
幅広い世代の意見を聞くことが出来た。
グループに分かれての意見交換だったが、人数も多く2~3名の方としか話が出来なかった。
異業種の人からの目線での意見を多く聞けたので参考にしたいと思った。
いつもは女性だけの会を開催しているが、男性の意見も大事だと思った。
参加それぞれの企画で意見が出て、どのようなニーズがあるのかつかめた。これからの企画の参考になった。
我々の活動は原子力を専門にしている学生が多い。今回のワークショップでは、原子力を専門としない一般の方たちの考えを知るいい機会となった。
参加者の方達が積極的であり、課題を通して想いが感じられた。