活動レポート

Climate Youth Japan(宮城県) 

オンライン勉強会の様子
  • 活動内容
    • オンライン勉強会
  • 実施日
    • 2019年11月25日(月)
  • 参加者
    • 20名
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  • 団体の設立経緯・概要
    • 当団体は2010年春、気候変動枠組条約締約国会議(COP)15に参加した日本ユースによって設立された、ネットワーク型の青年環境NGOです。ユースが気候変動問題を解決へ導くことで、持続可能で衡平な社会を実現すべく、COPへの若者の派遣や国内の若者に対するワークショップなどを通じて、気候変動問題への関心の向上や意見の発信を行っています。また、多くの日本人が気候変動問題を認知し、解決に向け働きかけることを牽引する存在となることで、将来世代の代表としての使命を果たすことを目指しています。
  • 実施内容
      日本のエネルギー問題と放射性廃棄物の地層処分に関するオンライン勉強会を実施しました。一般向けにも開催し、20名程度の方に参加いただきました。数名の講師を招いて、エネルギー分野についてあまり知らない人にも理解しやすいよう、基礎的な知識と現状についてお話しいただきました。
  • 企画者の感想
      内容自体は非常に濃く、普段エネルギー問題に関わりがある人でも、あまり関わりにくい地層処分の問題について考えられたのは面白かったと思いました。存在の認知から理解までのステップは踏めたのではないかと思います。この問題はそもそも認知から始まり、適切に理解することが非常に重要な分野だと理解しているので、そういう意味で専門家が若者にこのような問題をリーチする機会を作れたことは非常に大きいと思います。何も知らないから怖いという感覚は減ってきたのではないかと個人的には考えています。
  • 参加者の感想(アンケートから抜粋)
    • 原子力と縁がない人にもこういうことを知ってもらうことは非常に重要な機会だと感じた。
    • 複数の専門家の方からお話を伺えてとても勉強になった。今後の自習に繋げていきたい。
    • 数多くの数値や例を用いて具体的な比較を提示していただいたことで、自分の中で深くイメージを持つことが出来ました。
    • 地層処分にはとてつもなく長い年月を要し、世界的に見ても検討中などが多く、実際に処理施設が建設段階にある事例は少ないことを知った。
    • 高レベル放射性廃棄物の地層処分は解決すべき問題であるが、その廃棄物を継続的に生み出してしまう原子力発電の今後についても考えたい。
    • 離れた場所でもリアルタイムで講義をしていただけるというのは、郊外に住んでいる私たちにとって、大変ありがたい機会だと感じました。