なでしこ会(静岡県)
事前勉強会の様子
- 団体の設立経緯・概要
- 当会は、掛川市在住の代表が2011年に立ち上げ、浜岡原子力発電所周辺地域で住民が自主的に立ち上げる形での勉強会や 交流会を行っています。2014年より浜岡原子力発電所に関わる技術、安全、経済的な側面を中心に活動を行っています。現在、登録メンバーは30代から70代まで、地域の主婦を中心に女性が20名ほどと、消費者教育講師のメンバーが数名おります。
- 企画者の感想
私自身は過去に訪れたことがあり、その時はエネルギーに関して興味関心がある人ばかりの会でした。今回、「一般の主婦」や「それほどエネルギーに関して考えてない人」がこのような施設を見てどう感じるのかが大切なのだと思い、企画しました。
今までは原子力発電所を見学して処分方法を聞いていたのですが、あくまで机上論であって、印象に残りませんでした。今回、実際に研究施設を見ることによって机上論から記憶に残る形に頭の中でリンクできたと思います。今回参加したメンバーが、参加してないメンバーに机上論の時でも説明ができたらと、欲張りですが考えています。
「高レベル放射性廃棄物」と聞いて漠然としていたものが、「家庭ゴミ」と同じで出したのだから自分たちで処理するということが理解できました。原子力発電所に関わる事を勉強して、他人事ではなく自らのこととして捉えてどうすべきか、また、自分たちでできる形で発信出来たらと思っています。微力ながらでも、コツコツと発信していたら何かができるかなと信じて活動していきます。
- 参加者の感想(アンケートから抜粋)
- スタッフの皆さんのお陰で、知らない事を知るきっかけになったので感謝してます。
- 安全面で研究が進んでいることが分かりました。
- 現在、高レベル放射性廃棄物は地上にて冷却しているが、いずれは何とかしなくてはならないと思います。今回何故地層処分であるのか、その必要性が理解出来ました。
- 廃棄物について人ごとでしたが自国で出したゴミは自国で処理は当然だと感じました。色々な研究をして、一番安全なところを検討していて日本の技術はすごいと思います。
- 貴重な体験をさせて頂き、大変感謝しております。高レベル放射性廃棄物の処分については以前から関心がありましたが、勉強する機会がなく、今回とても楽しみにしていました。期待通り、様々なことを知ることができとても有意義な時間でした。
- 知っているつもりだった事を再確認することができました。
- 自由に意見や質問できる雰囲気があり、思った事や知りたいことを質問しやすくとてもいい話し合いの場でした。