活動レポート

シンビオ社会研究会(京都府) 

勉強会の様子
  • 活動内容
    • 勉強会
  • 実施日
    • 2019年11月13日(水)
  • 参加者
    • 16名
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  • 団体の設立経緯・概要
    • 平成10年に当会を設立、研究調査、国際交流、社会啓発の3つの事業を実施している。社会啓発活動として年間数回の一般向け講演会を開催するとともに、会員内での勉強会活動を実施している。さらに、科学技術の人・社会・環境との望ましい共生を目指す研究調査活動、国際会議に参加して内外の研究者との交流なども行っている。
  • 企画者の感想
      高レベル放射性廃棄物の地層処分問題の最近の動向について、専門技術者から直接に講話いただく機会を得て大変意義があった。大きな会場では知識の一方通行になりがちであるが、比較的小さな会場でディスカッション的やり取りを行った結果、技術や政策などに関して深掘りする質疑が多くなされ、当初の目的が果たされた。成果として、参加者にとり知識が深まるとともに、地層処分問題の課題の認識も深まり、当会として考究すべきテーマの抽出に役立ったと感じる。当会が実施している勉強会の成果をいかに一般に伝えていくかなど課題があり、今後とも議論、考究を深めていく予定である。
  • 参加者の感想(アンケートから抜粋)
    • NUMOが真剣に高レベル放射性廃棄物の処分に取り組んでいることがわかった。
    • 地層処分に多くの課題があり、それらを解決していくためには、複雑な要素を考え、前進させていくことが必要であると感じた。
    • 完全に理解したとは言い難いが、理解は進んだ。震災の影響も含めて対応が考えられていることで、一応は安心した。
    • 高レベル放射性廃棄物の最終処分は難しい。技術面もさることながら、地元対応も重要。
    • 事業の実現には国民レベルで原子力の必要性についてコンセンサスがとれることが前提となると思う。地層処分のみならず、原子力の理解が重要と考える。
    • 安全に処分できそうなことはわかった。
    • 経済的な収支の想定を知りたい。
    • 現実的な説明だったと認識しているが、今後100年から200年の技術革新を考慮した当面の対応を議論すべきではないか。