活動レポート

放射線環境・安全カウンシル(愛知県) 

見学会の様子
  • 活動内容
    • 日本原燃(株)見学会、勉強会
  • 実施日
    • 2019年11月11日(月)
  • 参加者
    • 7名
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  • 団体の設立経緯・概要
    • 放射線・放射能に関する情報の集積および分析、技術の開発並びに知識の普及を図り、もって社会に対して放射線の利用の安全・安心の確保を図るとともに、放射線に対する一般社会の理解を深めることを目的として、平成21年に設立し活動を続けております。
  • 企画者の感想
      今回の参加者は主に診療放射線技師系の大学院生であったので、放射線に関する知識はよく理解しているが、放射性廃棄物、特に発電所から出る廃棄物、原子燃料サイクルに伴う廃棄物、またそれらの処分についての知識は低いので、一様に理解しようとしていたことから、本勉強会は十分に意義があったと認められた。講義だけでなく、もう少し対話形式を取り入れるとよいのではないだろうか。百聞は一見に如かず。初めて見る者にとっては、新鮮で具体的によくわかったようである。
  • 参加者の感想(アンケートから抜粋)
    • 日本原燃に初めて行って、事前にインターネットなどで見た六ヶ所村よりもスケールが大きかった。このような施設・設備があってこそ今の日本の生活が送れていることに感謝をしようと思ったと同時に、このようなところで働いてみたいとも思った。
    • 大学の授業で習うことを実際に目で見ることで理解を深めることができ、とても勉強になった。
    • 現在の日本での放射性廃棄物の扱いについて生で学ぶことができ、非常に有意義な時間をすごすことができた。
    • 処理、処分技術の論文・文献等の説明等があるともっと理解が深まると思った。
    • 再処理施設が稼働しているように聞こえた。試験的には稼働しているのかもしれないが、現状を正しく伝える必要がある。
    • 実際に廃棄物の処理過程や保管施設を見せていただき、大変貴重な体験をすることができた。特に、使用済核燃料の貯蔵プールが全国的に満杯に近いという話が印象に残った。私たちも普段生活している中で原子力発電からの恩恵を得ているため、問題をしっかり把握し協力する姿勢が大切だと感じた。
    • 原子力発電による廃棄物をどのように管理し、どのように処分しているか、よくわかった。