活動レポート

地域振興を考える有志の会(秋田県) 

幌延深地層研究センター見学会の様子
  • 活動内容
    • 勉強会、幌延深地層研究センター見学会
  • 実施日
    • 2019年10月10日(木)
  • 参加者
    • 5名
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  • 団体の設立経緯・概要
    • 本会は、地域の最重要課題である人口減少に歯止めをかけるべく、地域活性化策など様々な勉強を行うために設立した、経営者有志による団体である。
      日頃より、視察研修や専門家を招いた勉強会等を行い、地域活性化の課題や具体的な地域活性化施策の立案等に係る検討を行っている。
  • 企画者の感想
      事前の勉強会を通じて、廃棄物が発生する過程や処分場の必要性は理解していたが、HLW処分事業に対する漠然とした不安感はあった。
      今回の見学を通じ、事業規模の巨大さと安全対策の充実を体感でき、参加者の不安感については相当程度解消されたように感じた。
      HLW処分事業は、いずれ、どこかに選定する必要があり、日本全体で考えていかなければならない社会的課題である。そのため、地域の人々も知ること、関心をもつことが大切と思う。
      しかしながら、放射線という目に見えないものを扱う以上、どうしても漠然とした不安感は残ってしまうもの。それを考えると、地域の総意として理解を得ていくことは相当困難であると感じた。
  • 参加者の感想(アンケートから抜粋)
    • 多くの人々に施設見学をさせ、(HLW処分について)理解を得るべきだ。
    • 当初は怖いものと感じていたが、きちんと処理できるものと認識することができた。
    • 原子力事業に対する社会(特に地元や周辺地域)の不安解消は相当困難と思う。
      この見学会を通じ、総論としては賛成するが、実際に自分のこととして、自分の地域の問題になった場合は理解を得るにまだまだ時間がかかると思う。
    • 理解が進めば畏怖感はなくなっていく。しかし、自分の地域に建設する場合、地域の人々の多くが知識のないままでは、拒否感が先立ち、素直に受け入れる考えになるとは思えない。いずれ、理解活動にはこのような活動を末永く継続することが必要。