鳥取実業倶楽部(鳥取県)
見学会の様子
- 団体の設立経緯・概要
- 鳥取実業倶楽部は、昭和23年4月鳥取県工業会東部部会の主要会員を会員として経営者の同志的結合を図り、相互の研鑽のみでなく親睦機関として発足した。現在では、県東部地区の経営者の異業種交流の場を通じて、会員相互の理解を深め、自己の研賛と親睦を図ることを目的とし、毎月1回の例会・勉強会を開催し、講師を招いての講演会や施設等へ訪問する視察研修を行っている。
- 企画者の感想
高レベル放射性廃棄物という言葉は聞いたことがあるけれど、その内容については実際のところはあまり知らないし、他人事のように感じていた。原子力政策の問題については賛否両論があるが、現実問題として今取り組まなければならない課題であり、多くの皆さんが現状を理解する必要があると思う。今回の見学で私をはじめ参加された皆さんには、高レベル放射性廃棄物の処分にあたり相当な調査研究がなされていることを知る良い機会になった。もっと多くの方にこの見学会を知ってもらい、原子力政策や廃棄物処分の議論が活発に進めばと思う。
- 参加者の感想(アンケートから抜粋)
- 超深超地層研究所の中でさまざまな研究が行なわれている事に驚いた。地層処分にするにしても、安全管理の大切さを痛感した。
- 再冠水試験を具体例として説明頂いたが、幅広く地道な研究も行なわれている事がよく分かった。
- 現実直面している課題であり、早急に実現させる必要がある。
- 一般的にはイメージが先行し、感覚的に物事を判断してしまう。科学的、技術的に処分を説明されれば説得力は高い。世の中に100%安全なものはない。リスクは確率(他と比較する)によって説明できるのではないか。
- 深さ500mの設定理由が分からなかった。研究後埋め戻すとの事だが、何か利用できないのか。
- 安全性もだが、重要性、必要性も伝えてはどうか。
- 危険なものではないと理解してもらう必要を感じる。自分の近くに設置されるとなると、ないにこしたことはないと感じてしまう。
- 処分は出した各国がすべき。日本国内で適正に地域を早く見つけ、実験研究でとどまらないよう、イメージアップが必要だと思う。