活動レポート

エネフィーメール21(北海道) 

見学会の様子
  • 活動内容
    • 幌延深地層研究センター見学会、勉強会
  • 実施日
    • 2019年9月5日(木)
  • 参加者
    • 18名
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  • 団体の設立経緯・概要
    • エネルギーや環境問題について一緒に学び・考え・語り合う女性たちの輪を広げることを目的に2006年5月に設立しました。エネルギーに関する学習会や施設見学会、講演会などを定期的に開催しています。
  • 企画者の感想
      ここ2~3年で地層処分の関連施設の見学会や、専門家による地層処分の仕組みや地下環境についての学習会を行い、見て聞いて知識を積み重ねてきたことで、理解を深めている会員が増えていることを感じます。今回は「現状では地層処分事業を進めるしかない」と発言する参加者もいました。少なくとも、廃棄物を発生させた現世代の責任として、将来世代に負担を先送りしないようにベストな対策を進めるべきという思いは、共通して抱いたのではないかと思います。十万年先までの安全を考えると研究は尽きず、どんな研究成果が出ても保証できる人はいないと思いますが、地下深部は安定した環境なうえ、天然バリアと人工バリアの多重構造で埋設されるというこの研究に期待を込めて、関心を継続し今回の体験や重要な問題であることを周りの人に発信できる自らの言葉を持つことが課題と考えます。
  • 参加者の感想(アンケートから抜粋)
    • 地下の坑道まで降りることができ、地層処分のイメージができて良かった。また説明も詳しく、たくさんの質問に誠実に答えていただけました。
    • 以前から聞いていたわが国の地層処分についての進展がどのようになっているのか気になっていたので、今回の見学会で知ることができて勉強になりました。
    • ていねいな説明で分かりやすかったです。こういう最終処分が適当なことなのかなと思います。
    • よく研究していると思いました。最後まで思う存分研究できるようにして、期限がきたから研究を終わらせるということはやめた方がよいと思いました。
    • 国民の皆がこのような見学をして、皆で話しあえるようになれば良いと思います。
    • 私達が使った電気のゴミですから、現在考えられる一番安全な地層処分は必要と思います。受け入れる自治体がないときはどうすれば良いのでしょうか。
    • 地下深部は一般的には安定した環境と聞き、今までは地下深部の方が不安定だと思い違いしていたことに気が付きました。