活動レポート

岐阜工業高等専門学校(岐阜県) 

見学会の様子


高専祭での情報発信の様子
  • 活動内容
    • 勉強会、日本原燃(株)見学会
  • 実施日
    • 2018年9月5日(水)〜7日(金)
  • 参加者
    • 15名
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  • 活動内容
    • 高専祭での情報発信 他
  • 実施日
    • 2018年10月27日(日)、28日(日)
  • 開催場所
    • 岐阜工業高等専門学校
  • 参加者
    • 50名程度
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  • 団体の設立経緯・概要
      岐阜工業高等専門学校では工業に関する5学科(機械工学科、電気情報工学科、電子制御工学科、環境都市工学科、建築学科)があり、各学科において専門知識を低年齢(中学校卒業後)から学習し、工業における技術者を育成するために設立された高等教育期間である。1〜5学年まで1学年200名程度、学校全体で1000名程度の学生が所属しており、毎年多くの学生が電力会社や一般企業などへの就職、もしくは大学への進学を行っている。
  • 企画者の感想
    • 見学会
    • 日本原燃の見学ではまず六ケ所PRセンターでの模型を使用した説明を受けた。事前勉強会を行っていること、また模型を使った説明を聞くことができ、普段聞くことのない専門用語を使った説明でもスムーズに理解することができた。多くの学生も難しい説明も模型を用いた説明であったため、理解することができたという感想を述べていた。また、その後の施設見学では事前に模型などで確認することができたため、非常に分かりやすい説明であった。原子力発電所が加増している今、核廃棄物は日本各地に存在し、数十年の間に処理をしなければいけない問題となっている。今回の見学会では少ない人数であったが、その次世代を担う学生達が放射性廃棄物の処分に関して大きな関心をもち、自身の意見を考える非常に良い機会となった。
    • 情報発信
    • 今回の情報発信では10月27日に行われた高専祭での電気情報工学科の学科紹介を利用し、訪問した中学生と保護者に今年度の活動の情報発信を行った。実際には本事業の簡単な説明のスライドと見学時の実際の様子を教員よりスライド形式で説明した。電気情報工学科に進学を希望する生徒の中には電力に関することに興味がある生徒もおり、興味津々に本事業の内容を聞いていた。また、28日に実施したOBへの情報発信では前日に使用したスライドを使い、今後の技術者としては必要となってくる原子力に関する知識を、体験を通じて学習できる機会を提供していることを報告した。OBからは非常によい事業であり、幅広い専門知識を有した技術者育成のためにも今後も是非続けて欲しいという意見が多数寄せられた。
  • 参加者の感想(アンケートから抜粋)
    • 事前勉強会にていただいた知識を思い出しながら、確認できた。
    • 高レベル放射性廃棄物の処分について前に授業で受けた事があるけど、そこまで理解できていなかったことが今回の活動でより深く、しっかりと理解できて良かった。
    • 高レベル放射性廃棄物は、私たちが思っているよりはるかに厳しく管理されていて恐ろしいものなのだなと再確認することができた。
    • 模型やパネルなどでの説明で技術や原理といったものが良くわかった上で来なければ身近に感じることはまずない事を少しでも触れられたことが良かった。
    • 模型や動画等を使って分かりやすく説明してくださったり、実際の施設を見学したりすることで、高レベル放射性廃棄物の処分について理解を深めることができ、非常に有意義な活動になった。
    • 高レベル放射性廃棄物の処分場やリサイクルするための施設を見学することは初めてだったが、職員の方々が丁寧に説明してくださったおかげで有意義な見学となった。
    • 普段見ることのできない中の方まで見ることができ、おもしろかった。
      また、PRセンターで模型などがあり、分かりやすかった。理解してから実際の現場を見たので理解が深まった。
    • 実際に廃棄物を保管している場所を見られて、感動した。
    • 聞いた事があるだけで実際に見たり働いている人を見たりしたことがなくまた違った見方を知る事ができて良かった。