活動レポート

多治見市消防団(岐阜県) 
  • 活動内容
    • 勉強会
  • 実施日
    • 2018年8月23日
  • 参加者
    • 15名
  •  
  • 団体の設立経緯・概要
      多治見市消防団では、火災や災害から市民の安全を守るためにボランティアで参加している539名の多治見市民で構成された団体である。多治見市は福井の原子力発電所からは少し離れているが、近くには、瑞浪の超深地層研究所や核融合科学研究所など原子力に関する施設があり、防災の観点から原子力に関する初歩的な知識から関連する地層処分に関する知識を学習し今後の防災計画に役立てていきたいと考えている。
  • 企画者の感想  
      多治見市消防団としては市民の生活を守るため、消化活動や災害対応はもとより防災という観点から様々な取り組みを行ってきている。しかし、福島第一原発の事故や福井県の原子力発電地域からそれなりに近い場所であるため、今までに行ったことのない原子力という観点からの防災を考えるために今回の事業に参加を行った。
      参加者はニュースなどで原子力発電、事業については聞いたことがあるが、専門家ではないため原子力に関する知識を習得するのは今回が初めてであった。アンケートにもあったように、参加者の多くが今回の事前勉強会を通じて多くの原子力に関する知識を学習しており、実際に施設見学を行う前にバックグラウンドの知識を取得することができ、非常に有意義な勉強会となった。また、今回の講演をしていただいた講師の説明も非常にわかりやすく、スムーズに理解することができた。
      参加者の多くの意見は地層所分に対して肯定的な意見を述べており、今後も今回の講演のようなわかり易い説明を一般国民に対してもPRをしていくべきであるという意見もあった。
      今回の事前勉強会で見学に必要な知識を得ることができたため、次回に行う施設見学会ではスムーズに理解することができ、より深い知識の習得ができることが期待され、非常に楽しみである。今回の講演、次回の施設見学会を通じて得た知識をもとに消防団としてどのように防災に生かしていくかを考えていきたいと考えている。
  • 参加者の感想(アンケートから抜粋)
    • 非常に理解しやすい資料と説明であり、様々な重要な事項が存在し、このようなことは、一般市民である私たちも知っておくべきことであることを感じた。
    • 大変楽しく講習を受けさせていただいた。放射性廃棄物の処理の流れと被害はあり得ないと言えるくらいの理解が出来た。
    • 放射性廃棄物についてあまりにも関心がなかった。参加して良かった。
    • わかりやすく楽しく講習を受ける事が出来た。
    • 楽しく講義が聞けた。
    • わかりやすく、現時点では一番安全だとおもう。
    • 結果が出るのに長年かかるので、少々不安だと思った。
    • はやく結果が出る方法を研究してほしい。
    • 普段聞くことのない講義であり、(瑞浪)東濃地科学センターでの研究が、原発がある以上今後の活動に必要なものであると思う。
    • 知識がないけど上手な話し方でわかったような気がしたと思った。