環境とエネルギーを考える消費者の会「えこはーもにぃ」
(島根県)
見学会の様子
活動内容
勉強会・日本原燃(株)見学会
実施日
2018年6月15日(金)
参加者
10名
団体の設立経緯・概要
1999年10月に環境とエネルギー問題について考える場として、島根県内の女性で設立した団体。学習会や講演会などを通して、環境とエネルギー問題への知識を深め、エネルギー消費者として省エネをテーマに一人一人が実践していくことを目的としている。
企画者の感想
えこはーもにぃ役員会の折に、「NUMOって知っている?」「高レベル放射性廃棄物の地層処分って知っている?」の問いに、新役員全員が知らなかった。「勉強するのに予算も付き学習する機会があるが。」と,全員一致で取組むことになった。日程等が合わず新役員の参加は出来なかったが、催行出来て良かった。 役員レベルでも知られていない現実を考えると、地層処分問題はまだ国民以前の段階だと言える。
半数以上が初めての中で、内容を知っていると言っていた経験者でさえ、今回の勉強会及び視察見学はとても身になるものになったと思う。
情報発信
総会の様子
7月11日(水)に実施した当会の総会にて、パワーポイントにまとめた見学会の内容を周知した。また、会員それぞれが自らの関係先で折に触れて地層処分事業の話を持ち出して説明を行った。
直接、自分の言葉による広報活動が出来たことは、参加者の意識の変化と、それぞれの周りを巻き込んでの活動としての成果であると思う。実際に私自身も「高レベル放射性廃棄物」を知っている?という切り口から話すことで、興味を持ってもらったが、最終的には地下300メートルの話をすることで、瑞浪などの施設への興味を抱いて頂けた。「NUMO」や「高レベル放射性廃棄物」の言葉を知って頂ける機会となったことは間違いない。
参加者の感想(アンケートから抜粋)
参加前に知っていたことは全体のほんの一部にすぎないのだと思った。より多くの人に“正しく”理解してもらいたいと思ったし、知ってほしいと感じた。
「核のゴミ捨て場」ではなく、「技術と英知の結集地」として、最終処分場が認識されればと思う。
初めて参加。難しい話かと思ったが、分かり易かったと思った。
原子力は危険!と避けるのではなく、正しい知識でどうしたら課題が解決できるか考える事が重要である。そのために、今回の様な学習する場は重要。
改めて地層処分に対する認識を新たにした一日だった。広く周囲の人にも伝えていきたいと思う。国民一人ひとりが自分の事として意識する事、させることが必要だと思う。
遠く青森まで来て、丁寧な説明を聞く事が出来て良かった。日本中の人がきちんとした知識を持って原子力発電の問題を考えるべきだと思った。
勉強会講師のNUMO職員のお人柄で、NUMOが身近に感じられたのではと思う。何とか理解してほしいとの気持ちが伝わった。
今回PRセンター、各建屋の色が良い意味で気になった。見る人に爽やかさと見せる工夫に感心した。豆知識も。
原発について知ろうと知識を得ようという意欲が少なかったが、正しい情報をしっかりと持つことはとても大切だとつくづく思った。自分の住む土地に処理施設が出来たらどうなのか、など色々な方面から考える必要あり。
詳しく色々説明して頂き、色々初めての体験で判ったことが沢山あり参加させて頂き良かった。