おまえざき・エネの会(静岡県)
- 実施日
2017年9月20日(水)・21日(木)
東海第二発電所,
核燃料サイクル工学研究所 他
- 参加者
- 実施目的
- 原子力発電所が立地している地域の会として、原子力に関連する諸問題を自分達の目で見て、考えるを基本に活動を展開している。東海村の地層処分に関する施設の見学を通じ、一人でも多くの人達が、高レベル放射性廃棄物に関して身近な問題として基礎知識を身につけることができればと思い、今回の見学会を実施した。
- 実施内容
- 7月に御前崎市内で事前勉強会を行った。見学会には会員22名が参加した。東海第二発電所では、原子力発電の使用済燃料の乾式貯蔵施設を見学した。核燃料サイクル工学研究所では地層処分のための研究に関する説明を受け、施設内を見学した。
- 活動の成果
- 現地で調査や研究に取り組んでいる姿や実態を自分の目で見、確認し、安全に向けて皆さんが日々努力して頑張っている姿を見て深く感謝した。説明担当の職員の方の細やかな説明を聞き、使用済燃料乾式キャスク貯蔵施設の安全についても理解できた。
一方で、説明を聞いて、わかる人もいれば専門的な用語などむずかしく思われる人もいて、皆さんがすべて理解することのむずかしさを再認識した。話し合いや説明をゆっくり時間をかけて、なるべく多くの人が少しでも理解できるよう、今後も続けて行きたい。
今回の見学会に参加できなかった方達にとってはもっと理解しづらい問題だと思うので、若い人や年配の人も知りたい、理解したい、理解できる、その様な活動ができればと思う。
地層処分についても関心があり専門家の話を聞きたい人など、積極的な人にも対応できるよう今後も頑張りたい。
- 参加者のこえ
- 安全確保や緊急時対応の取組み、技術の進歩と国の努力、係員、職員らが住民と向き合い地道な努力をしていると思いました。次世代へそれぞれ伝えていければと思います。
- 早く処分場が決まれば安心できるので一日も早くお願いしたいです。
- 参加した会員の中でも皆さんの考え方、知識の差があり、考え方によって差があることを理解しました。
- 高レベル放射性廃棄物の処理システムは理解したが、要する年月の長さに日本の姿はその時どの様な姿になっているのかなと思いました。