宮崎県地域エネルギー環境教育ネットワーク推進会議(宮崎県)
実施日
2017年5月7日(日)
勉強会(青森県三沢市)
2017年5月8日(月)
見学会(日本原燃)
参加者
6人
実施目的
六ヶ所村にある高レベル放射性廃棄物貯蔵管理施設を実際に見学して、教育学部の大学生の視点から現地視察及び調査を実施して、これらの内容を大学の授業の中で報告させる。また、現地視察及び調査、学内でのアンケート調査(大学と高等学校)を実施し、次世代層の高レベル放射性廃棄物の最終処分に対する理解の調査研究及び今後の理解促進させるための方策等を検討する。
これまでの活動でも、参加者のほとんどが、実際の施設などを見学することで、事の重大さが分かったとの回答が多く見受けられた。そのため、今回の活動においても、大学生を中心として視察する事で、違った視点での感想や意見を得たいと考えている。
実施内容
視察の1日目に事前勉強会を開催し、2日目に六ヶ所村の原子燃料サイクル施設を見学した。
活動の成果
今回の活動に参加して原子力発電や高レベル放射性廃棄物の地層処分等について様々なことを知ることが出来た。日々の授業やメディアでよく原子力について取り上げられるが、実際に現場を見たり、そこで働いている人の話を聞くことで初めて知ったことが多く、いかに自分たちが原子力について知らないかを思い知らされた。特に原子力発電や高レベル放射性廃棄物の地層処分の安全性についてはこの活動に参加したことによって初めて納得でき、今回の活動はとても貴重な経験になった。今後は、この活動を通して得た知識を活かして原子力などのエネルギーについての学習を深めていきたい。
参加者のこえ
NUMOからも講師の方が訪れていただきまして、とても分かりやすい説明でとても勉強になりました。
とても安全に管理されているのに、まだ稼働していないことに無駄、損をしているのでは。
専門的なことを学ぶことで、今までよくわからなかった原子力について多少理解することができた。
これを機に原子力についてより学びたいと思った。
今回の活動は原子力発電や高レベル放射性廃棄物の地層処分について実際の現場を見たり、現地の人の声を聞くことでその安全性や必要性についての理解を深めることが出来る良い経験になった。